当院の矯正歯科

当院では、矯正治療の分野で45年以上（※）の豊富な経験を持つ院長が治療を担当します。院長は日本矯正歯科学会「認定医」、日本成人矯正歯科学会「認定医」の資格を持つ歯科医師です。

虫歯治療などの一般歯科に比べ、矯正治療はより専門的な知識や技術が必要です。そのため、歯科医師なら誰でもできるわけではありません。

矯正治療そのものに対する知識や経験が歯科医師に不足していると、どのような対処をすべきか、正しく判断できない場合があります。結果として、予定よりも治療期間が延びてしまう、いつまで経っても矯正治療が終了しないなど、治療が失敗に終わる場合もあります。

その点、長きにわたる矯正治療の経験がある院長は、歯並びがキレイに整うまで責任を持ってしっかりと対応いたします。安心しておまかせいただけるのではないでしょうか。

※2022年現在

お子さまと大人の方、それぞれに合った方法で矯正治療を実施しています。

当院の小児矯正は、6歳以上の方が対象です。お子さまの健やかな発育とともに歯並びを整える「床矯正（しょうきょうせい）」という治療をご提供しています。この矯正治療は、歯が生え変わる際、永久歯が正しい位置に生えてくるよう誘導する矯正方法です。

治療には、取り外しが可能な装置を用います。この矯正装置を用いてあごの骨を横に広げ、歯が生えるスペースを確保。お子さまの成長に合わせて使用し、少しずつ歯列の幅を広げることで自然に歯並びが整うよう誘導します。

ワイヤーを使った従来の矯正法では、場合によってはスペースを確保するために抜歯が必要でした。しかし床矯正なら、あごの成長を促すことでキレイな歯並びへと導き、歯を抜かずに治療を進められます。矯正装置の装着は、1日あたり24時間が目安です。

乳歯の抜けるタイミングと永久歯の生えてくるタイミング、そして永久歯が生えてくるスペースがきちんとあるかをしっかりと判断し、床矯正を行っています。

成人の方に対しては、ワイヤーを使った矯正治療を実施しています。

当院では「マルチブラケット」と呼ばれる装置を使用し、ワイヤーの力で歯を動かしていく、スタンダードな治療方法を採用しています。この治療方法の特徴は、他の装置に比べて適応できる症例が多いこと。例えば、マウスピース型矯正装置を使った矯正治療では対応が難しい症例でも、歯並びを改善できるケースが数多くあります。1本1本の歯に装置やワイヤーの力を大きくかけられるため、効率的に歯を動かせるのです。

金属アレルギーの方や、金属のギラギラした見た目が気になる方は、金属アレルギーの心配がない素材で、白く目立たない装置に変えることも可能です。歯並びが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。